君のそばで微笑みを

「あ、作業ご苦労様」


「遼太ってばサボってんの?」


「樹とは違うよ。俺は今休憩中」


 言われて見れば、確か少し前にそんなインカム入ってた気がする。


「それじゃ俺は行くね」


 明らかに友里に言った後、遼太は去っていった。


 ――心なしか友里の頬が赤く染まっている様な?

< 201 / 265 >

この作品をシェア

pagetop