大好きなんだ...

プルプルプル-…

【もう着いたよー】
【俺も今着いたー】

港に行くと人がすこしいた。
彰らしき人がいなかった。

プルプル-…

【どこー?】


トントン


「ん?」

後ろをむくと彰が立っていた。

「ういっすw」
「彰?」
「彰に、みえん?(笑)」
「いや見える(笑)」
「てか船酔いした…」
「大丈夫?」
「おう…
でどこ行くん?」
「ここらなんもないけんね(汗)」

「はる~」

母親に呼ばれた。

「あ、こんにちは。
はると付き合わせてもらってます。
彰っていいます。」

ずっきゅーんw
かっこよすぎる!

「はる~あんた、ええ子捕まえたね~(笑)」
「(笑)」
「あ、すみません、お土産持ってくるの忘れてました(汗)」
「いいよいいよ~
ここらへんなにもないけん、
フジに連れていこか?」
「うん」

K4の車に
母親と妹2人友達(希)、私、彰が乗らなきゃいけないから、
前に親と妹1人、後ろに彰と私と希
荷物入れに妹
ぎゅうぎゅうで乗った。

20分で着いた。

何話せばいいかわからなかった。

妹はイメージと違ってたのかしらないけど…
かなり拒否っている。

彰と私と希でゲーセンに入ってプリを撮った。
1枚も入ってくれなかった…

それから映画を見た。
恋愛系のを選んだ。

「これって面白いん?」
「面白いんやないかなー?(笑)」

映画を見ている最中私の肩に彰の頭が
前の椅子に足をおいて寝てた。

寝とるんかいっ!

すぐ時間がすぎて、もう帰る時間になってしまった。
私はなにも彰にあげる物を用意してなかったから、
彰の好きな“坊ちゃんだんご”を買った。
彰は黙って私の手に指輪をおいた。

「ありがとうっ」

彰は私に背を向けて手を振った。

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