大好きなんだ...
いつもなら好きって気づかれてないから
普通にとうりすぎるのに、今日はいつもと違ってもう気付かれているから
緊張してしまう…。
「はる!おはよう」
「えっ!?あぁお、おはよう」
かなりびっくりした…
「どしたん?そんなに慌てて(笑)」
「なんもないない(笑)」
先輩が気になる…
すこし見たら先輩と目があってしまった。
私は、即目をはなしてしまった。
「昨日メールきた?」
「きたきた~w」
「よかったやん!あとは告るだけやね!」
「ほうなんやけどー…」
「どしたん?」
昨日、先輩に聞いてしまったんだ…
『俺、加奈子の事が忘れられんのよ…』
そう、晃平先輩は同級の加奈子さんと付き合っていた。
でも加奈子さんとは1年前に別れたんだ。
「いや、好きな人がおるんやってさ…」
「ほんまに!?」
「加奈子さんやって…」
「そっか…で諦めるん?」
「いや、諦めん!」
「それでこそ、はるや~w」
-----2日後
「ほんまウケるんやけどー(笑)」
「確かにやばーい(笑)」
いつものように廊下に集まって
皆と語っていた。
トントン
誰かが私の肩をたたいた。
「ん?あ、聡史どしたん?」
「先輩が呼びよるぞ」
「は?呼びよるん誰ぞ?」
「彩、口悪すぎやろ(笑)」
「崚先輩。」
「崚とか誰やっけ?(笑)」
「知らんわ~(笑)」
「とりま行きや」
「ほやね~」
私は音楽室の前で見たことのない先輩がいた。
「あのー」
「あ、はるちゃん?」
声低っ!
「はい」
背が…高い。
185㎝は絶対ある。
顔は…全然タイプじゃないかな。
「あんな?晃平に告白したん?」
「してませんよ、好きってゆうのがバレただけっすね」
「そうなんや、ほんまに好きなん?」
「そー…っすね(笑)」
「そっか…あ、ごめんよ、呼び出したりして(汗)」
「大丈夫ですよ」
「じゃあね」
「はい」