大好きなんだ...
告白
それから一週間

『    晃平先輩へ
晃平先輩のことがずっと好きでした。
よかったら、付き合ってきださい。』

直接言えず…
メールで告白した。

『ありがとう、嫌いやないんやけどな?
俺、やっぱりあいつの事が忘れられんのよ…』


終わった…
初告白だったのに。
初失恋しちゃった。


---次の日

ピロリロリ~♪

『はるちゃんよね?
俺、山下崚やけどわかる?
こないだ呼びだしたって言ったらわかるやろか(笑)』

あの人か…

『わかりますよー』
『よかった~(9Д9)』

なんてゆう顔文字なんだ…

『てかなんで私のアド知ってるんですか?』
『慶から聞いた(●^o^●)』

また慶かい(泣)

『そうなんっすか…』
『なんかごめんな(ToT)/~~』
『大丈夫です。』
『てか、振られたんよね?』

なんじゃ、こいつ…
嫌みですか?

『そうなんですよー』
『今彼氏やかいらんよね?』
『いりませーん、かなり遊びまくりたいです(=_=)』
『俺と遊ばん?』
『いいですよー』

ノリで答えちゃったよ…

『じゃ、明日学校前におるけん(^v^)』
『りょうかいしました~(・^・)/』

当日、ラフな感じの格好で
待ち合わせ場所であいつを待っていた。
あんまり顔がタイプじゃないし、
格好だって絶対手抜きだ…
ってデートでもなんでもないから
はりきらなくてもいいんだ(笑)

「ごめん、待った?」
「いや、待って、え!?」
「え?なんか変?」
「いや、別に…」

学校の時とまったく違うあいつが前に立っている。
こないだ呼び出された時は、髪なんて寝ぐせって感じで
制服なんてダサかったのに…
私服かっこよすぎる!!!
髪もすこし盛ってるし!!!
全然変わってる。

「はりきりすぎとるかな?」
「いや、いいと思うw」
「よかったー(笑)じゃ行こっか」
「はい」

なに緊張なんかしてんだ私…

電車に乗って海に行った。
秋の海は肌寒かった。

海岸でいっぱい話した。
悲しいことも、嬉しことも
全てはなした。
なぜか、先輩のとなりは落ち着いた。
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