大好きなんだ...

薄暗くなって、星が見えてきた。
砂浜に横になって星を見た。
こんなにじっくり星を見たのは初めてだった。

「キレイ…」

思わず声に出してしまうくらいキレイだった。

「やな~、はるちゃん?」
「ん?」
「俺のことどう思う?」
「いきなりなんですか?(笑)」
「いや、どう思われとるんかな~って」
「先輩は、優しくておもしろくていい人や思いますよ」
「ほんま?」
「はい」

すこし沈黙になった。

「はるちゃん…」
「ん?」
「俺、はるちゃんの事好きやねん
やから付き合ってほしい。」

先輩のほうを見るをずっと星を見ていた。
私も星を見ながら答えた。

「はい…」
「ほんま?」
「ほんまですよ♪」
「よかった…
てか俺花火持ってきてん、するか?」
「はい(笑)」

2人で花火してはしゃいだ。

「季節外れにするん初めてや(笑)」
「私も初めてです(笑)」
「てか敬語とかやめw」
「はーい」

最後に黙って線香花火をした。
パチパチとゆう線香花火の音と波の音しか聞こえない。

「俺がはるちゃんを幸せにしたるからな」
「うん」

先輩を見るとこっちを見ていた。
そして、私は先輩にファーストキスを捧げた。


それから毎週会ったりした。
写真だってたくさん撮った。
会っている時が1番幸せだった。
これ以上幸せなことなんてなかった。



恋愛ってこのことを言うんだ。
初めてしった。

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