「こころの音」
お正月が来て……家に戻った……

父親は何も言わなかった…

少し痩せた感じがした。


「なんか食べるか?」

「今はいい…」


「私さぁ、また学校行くから」




始業式…



ひろみを見つけて、

「ひろみ…ごめん…」

「いろいろあったんでしょ?もう大丈夫なの?」

「うん…うん…もう大丈夫…ずっとひろみに会いたかった…」

やっぱり涙があふれていた。



あと数か月で中学生活も終わりだ…

いろんな事がありすぎて、振り返ってみれば、あっという間だったと思う。

きっといつか笑って話せる時がくるだろう…

全て、仕方なかったと思えるだろう…


きっと…





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