涙の数だけ幸せになれる

出会い？

入部

あたし、龍崎聖羅。
中学一年生。

「聖羅ー」
あたしの友達の早瀬　詩織があたしの名前を呼ぶ。
「何？詩織？」
「部活何にする？」
「あたしは、卓球」
「は？まぢで？あたしは〜うーん、テニスにしようっと」
詩織は入部届けにテニスと書いた。
あたしは元から卓球にすると決めていた。
理由は簡単──

楽そうだから…


あたしはそんな理由で卓球を選んだ。
卓球女子は３年がいないらしい…
２年も３人しかいないから、あまり人気はないらしい……

「聖羅ァ」
「へ？」
あたしはびっくりして声が裏返る。
「ちょっと〜〜何ボーッとしてるの？」
詩織が怒り口調で言う。
「あはは、ゴメンゴメン」
あたしは１人ごとのように言う。
そして丁度チャイムがなった。
同時にドアが開いた。
先生がはいってきた。
「入部の紙集めるからもってきなさーい」
先生が言うとみんなが立ち上がる。
あたしはみんながだいたい席に座ったから立ち上がった。
そして先生に出した。

「今日から部活が始まるから頑張るように」
それだけ言うと先生は出ていった。

今日から部活かぁ〜
楽しみ！

あたしはウキウキしていた。