涙の数だけ幸せになれる
「あ、二人とも」
ニッコリ微笑むのは友江先輩。
「「こんにちは」」
あたし達は挨拶をする。
「あ、今日の部活は2年が1年に付きっきり教えるからだから」
「男女別ですか?」
「男女一緒だよ」
まぢ!
やった♪
「んじゃ今日もがんばろ」
友江先輩はそれだけを言うと、行くよーとかいいながら歩きだした。
あたし達はその後を歩いた。


「集合〜」
河津木先輩が集合をかける。
「今日は男女一緒で二年が1年にビッチリ教えるから、あ、ローテはしないから〜まぁ適当にはいってー」
河津木先輩が言うと先輩みんなはずかずか自由にはいった。
あたし達1年はどうしていいかわからないから、動かずとまっていた。

「あたしが適当に割り振るね。」
そういって萌香先輩が適当に割り振る。
「んじゃ、聖羅ちゃんは、悠司とね」
あたし…
悠司先輩と!?
「よろしくお願いします」
あたしはお辞儀をする。
「お、おぅ」
悠司先輩はラケットで顔を仰ぎながらいった。

「えっとー、ローテ無しとかア、アレだな…」
「アレです…ね」
ぎこちない会話。
アレってなんだよー!?

そして長ーいローテがおわった。
約45分はやっただろう。

そしてその後は2年と1年別のローテをやった。


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