涙の数だけ幸せになれる
──放課後
「詩織ばいばーい」
「ばいばーい」
詩織はあたしに手をふる。
あたしも詩織に手をふる。

「聖羅〜」
この子は伊藤弥生。
背が高くて美人ってゆうより可愛い?
天然でモてまくり!

「弥生なぁに?」
「部活いこ」
「あ、うん」
弥生も卓球部だ。
楽だから一緒に入ろうといってたのだ。

あたし達は体育館へむかった。
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