涙の数だけ幸せになれる
「女子1年集合!」
先輩の合図であたしたち1年は集まった。
「女子卓球部、部長、菅原萌香です。」
部長は女なのになんかカッコいい。
「副部長の加藤友江です」
友江先輩はなんだか明るそうなイメージ。
「同じく副部長の高原里奈です。よろしくね」
里奈先輩はちょっと目付きが怖いけどなんかやさしそう。

「次に男子紹介するわね。男子来てー!」
萌香先輩が言うと9人の先輩達が来た。
「部長の河津木拓哉でーす。えーっとまーよろしく」

河津木先輩はなんだか、明るくて面白い。
「副部長の宇田貴史です」
貴史先輩はでかい!
180はあるんじゃないだろうか…

「副部長の島田龍。よろしく」
龍先輩は笑顔が眩しい。
めっちゃカッコいいし!

「石井和也です」
和也先輩はなんだかでぶっててきもい…
ちかずきたくない…
「相沢千明です。よろしく」
千明先輩はなんか顔が真っ赤。
なんつーか普通に絡めそう。

「山本哲」
オテブで小さな先輩が答える。
この人はもしや、亀ではないだろうか…

「平田勇介です。よろしくお願いします」
勇介先輩はなんか礼儀正しい。黒ぶちメガネが印象的。
「えーっと、結城亮太でーす。よろしくー」
結城先輩はなんか笑顔でふにゃふにゃしてる!
しかも可愛い*
背が高くて顔はイケメン近い!

そして最後のこのひと…
この人とあたしは恋をすることになる…


「中原悠司です。よろしく」
悠司先輩は背が高くて細い。
なんかクールカッコいい。

「これで自己紹介は終わり。1年は今日で終わり。明日から部活が始まるから、ラケット持ってきてね。」
「「はい」」
みんなで返事をする。
そして部活は自己紹介だけでおわった。


この時まだある人達からの視線をまったく感じなかった…。
これをしるのはまだ先…
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