涙の数だけ幸せになれる
奏に千明先輩のメーアドを教えた日の夜の事。

*奏
やふー
今日からあたしと千明付き合うから

いきなりの奏からのメールだった。

*聖羅
まぢ?
何故いきなり?

そう送ったら電話が来た。

『なんかさぁ、千明良い奴で告白されたから付き合ったの』
「まぢかよ〜」
『聖羅も誰かと付き合ったら?』
「いいねー」
『千明は悠司先輩と仲がいいんだってさ』
「告白してみる?」
『してみて』

その後いろいろ話して電話をきった。
千明先輩も悠司先輩と仲がいいっていってたし…
あたしは手紙を書いた。

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