涙の数だけ幸せになれる

告白!?

夜の事だ。いきなり千明先輩から電話がきた。
『津守わかる?』
─津守ダイキ
野球部の先輩だ。
こいつのせいであたし達は別れるはめになる…
「はい」
『好きなんだってさ』
「誰を?」
『聖羅を』
「はぁ、ないだろ」
『まぢだって、一目惚れらしい』
「うれしいけどさぁ…」
『悠司がいるもんな』
千明先輩が言う
「うん…」
『まぁなんか面白そうだからメールアドレス教えちまったから!』
「アホー」
『じゃぁな』
そういって電話が切れた。
クッソー…

電話をきってからすぐにメールが来た。

*★★★@★★★
津守ダイキです
登録よろしく

*聖羅
よろしくお願いします。

*津守ダイキ
つかさ、聖羅って可愛いよな

*聖羅
いや、全然…

*津守ダイキ
まぢ可愛いから、ってか今俺聖羅にホれてる

*聖羅
冗談でしょー

*津守ダイキ
まぢだって
付き合うの考えてみて

その後返事はしなかった。


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