涙の数だけ幸せになれる
放課後。

いつものように部活が始まろうとしていた。
あたしは、もう楽しみで楽しみで仕方がなかった。
だって、彼に会えるから・・・

「聖羅、明日ねー」
詩織はテニスラケットをもち、友達と部活に行くところだった。
「ばいばい、明日ね。」
あたしは、詩織に手をふる。
てか、なぜ、夏美に無愛想なのかを聞けなかったな・・・。

「聖羅」
「弥生~~~」
あたしは、弥生に抱きつく。
「部活いこうよー?」
「うん」
あたしは、荷物をもち、弥生と部活にいった。


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