蒼い桜


調理場に行くと、もう凜ちゃんが来ていた。


「おはよー!!」

『おはよ!…って、ひなたちゃんどうしたの!?』

「何が?」

『目腫れてるよ?』

「えっ…いや、何でもないの。」

『その顔で何でもないって言われても余計気になるよ。』

「だよね…。」

『私で良ければ話聞くよ?』

「ありがとう凜ちゃん。仕事が休憩の時に聞いてくれる?」

『もちろん!!』




私ひどい顔してるのかぁ。

華にも心配かけちゃうな。




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