ACcess -縁-
オレと迷子
- ソルト
最近、相方と一緒じゃない時はなるべく古城のダンジョンに潜るようにしている。
寒くて哀しい城の底。
其処にオレの求めるものがある。
でも…今まで一度もそれを見つけたことはない。
運が悪いのか、見放されているのか…。
捜し物をしているときには見つからない、そんな事がよくある。
きっとそれとそれと同じなんだろう。
「…しまった。アイテム持ってくるの忘れた…。」
アイテムボックスを見ながら歩いていたら、忘れ物に気付く。
「あー…めんどくせーなぁー…。」
ダンジョン中に入ったら、入り口に戻る方法は二つ。
そのまま自分の足で入り口から出るか、アイテムを使って出るか。
妖精の鱗粉というアイテムを使えば、どんなに最深部だろうが最上部だろうが、一瞬にして入り口へと戻れる。
この便利なアイテムはダンジョンに潜るときは必須アイテムとして、いつも持っていたが、切らしてしまっていたようだ。
「このダンジョンは…地下何階までだ?」
これも便利アイテム、ウィスカーズレーダーというダンジョン内を勝手に探索してくれて、何処に宝部屋があるとか、モンスターは何体いるだとかを調べてくれる。
通称、髭と呼ばれていて猫や犬のヒゲ…whiskers、の様に様々な情報を得る為のアイテムとしての意味が込められているらしい。
「お、結構浅いな…。
地下三階ね。これなら鱗粉無くてもいいや。」
さて…。
胸の前で両手の握り拳をぶつけ合い、テンションを上げて地下に潜っていくことにした。
寒くて哀しい城の底。
其処にオレの求めるものがある。
でも…今まで一度もそれを見つけたことはない。
運が悪いのか、見放されているのか…。
捜し物をしているときには見つからない、そんな事がよくある。
きっとそれとそれと同じなんだろう。
「…しまった。アイテム持ってくるの忘れた…。」
アイテムボックスを見ながら歩いていたら、忘れ物に気付く。
「あー…めんどくせーなぁー…。」
ダンジョン中に入ったら、入り口に戻る方法は二つ。
そのまま自分の足で入り口から出るか、アイテムを使って出るか。
妖精の鱗粉というアイテムを使えば、どんなに最深部だろうが最上部だろうが、一瞬にして入り口へと戻れる。
この便利なアイテムはダンジョンに潜るときは必須アイテムとして、いつも持っていたが、切らしてしまっていたようだ。
「このダンジョンは…地下何階までだ?」
これも便利アイテム、ウィスカーズレーダーというダンジョン内を勝手に探索してくれて、何処に宝部屋があるとか、モンスターは何体いるだとかを調べてくれる。
通称、髭と呼ばれていて猫や犬のヒゲ…whiskers、の様に様々な情報を得る為のアイテムとしての意味が込められているらしい。
「お、結構浅いな…。
地下三階ね。これなら鱗粉無くてもいいや。」
さて…。
胸の前で両手の握り拳をぶつけ合い、テンションを上げて地下に潜っていくことにした。