ACcess -縁-
ソイツは早速、自分のアイテムボックスを開けて中身を確かめていた。
オレはその後ろに周り、アイテムボックスを覗き込んだ。
新たに入ったらしいアイテムは、鈍足のカードと銀色ネイル、コラーゲンゼリー金木犀味のようだ。
目を輝かせたソイツはオレに聞いてきた。
「これ…どんな時に使うんですか?すごい…。
キンモクセイ?え、金木犀って食べれるんですね!」
何故か肩のペットも楽しそうだった。
本当…変なヤツら。
ズイっとヤツを押しのける形でボックスの中を更に覗いた。
「金木犀のはステータスをいい方に変化させるアイテムだよ。
逆に鈍足のカードは相手のステータスを悪いほうへ。
ネイルはなんでもないただのアイテム。
ボックスは整頓しといた方が使い勝手いいぞ。ここのボタン押してみろ、」
「…はい!
え?ただのアイテム…?」
「あぁ。使えない、ただの換金アイテムだ。ショップで売るか、バザーでトレード…。
こっからは友達に教えて貰えよ。」
「お、教えてくれないんですか?」
「…なんで?」
「だって、一緒にここまで来てくれたから。
本当にありがとうございます。」
「…変なヤツ。
まだ、ソレを言うのは早い。気が済んだらタウンに戻るぞ。」
お礼を言われたのが少し恥ずかしかった。
だからソイツに背を向けた。
だけど、ソイツは分かってるのか分かってないのか、ニコニコしたままオレに付いて来た。
まぁ…いっか。
オレはその後ろに周り、アイテムボックスを覗き込んだ。
新たに入ったらしいアイテムは、鈍足のカードと銀色ネイル、コラーゲンゼリー金木犀味のようだ。
目を輝かせたソイツはオレに聞いてきた。
「これ…どんな時に使うんですか?すごい…。
キンモクセイ?え、金木犀って食べれるんですね!」
何故か肩のペットも楽しそうだった。
本当…変なヤツら。
ズイっとヤツを押しのける形でボックスの中を更に覗いた。
「金木犀のはステータスをいい方に変化させるアイテムだよ。
逆に鈍足のカードは相手のステータスを悪いほうへ。
ネイルはなんでもないただのアイテム。
ボックスは整頓しといた方が使い勝手いいぞ。ここのボタン押してみろ、」
「…はい!
え?ただのアイテム…?」
「あぁ。使えない、ただの換金アイテムだ。ショップで売るか、バザーでトレード…。
こっからは友達に教えて貰えよ。」
「お、教えてくれないんですか?」
「…なんで?」
「だって、一緒にここまで来てくれたから。
本当にありがとうございます。」
「…変なヤツ。
まだ、ソレを言うのは早い。気が済んだらタウンに戻るぞ。」
お礼を言われたのが少し恥ずかしかった。
だからソイツに背を向けた。
だけど、ソイツは分かってるのか分かってないのか、ニコニコしたままオレに付いて来た。
まぁ…いっか。