死霊むせび泣く声
第24章
24
俺と里夏の手元に、それぞれステーキのセットと冷製パスタが届いたので、二人で揃って食事を取り始める。
俺は飲み物にビールを、里夏はチューハイを頼んでいて、飲みながら食べ続けた。
しばらくは互いに口を開かない。
食事を取ってしまってから、ゆっくりと話をするつもりでいたからだ。
俺は分厚い肉をナイフで切って、フォークで差し、口へと運ぶ。
里夏もフォークにパスタをクルクルッと巻いて、食べている。
やがて食事が終わり、俺が店員にデザートのケーキを二人分頼んで、コーヒーも付けてもらってから、
「秘書課はどうだい?皆で楽しくやってる?」
と訊いてみた。
「ええ、大方大丈夫よ。……企画部は?」
「まあ、俺と高村と礒野は真面目にやってるけど、部長の辛島と副部長の石川が悪くてね」
俺と里夏の手元に、それぞれステーキのセットと冷製パスタが届いたので、二人で揃って食事を取り始める。
俺は飲み物にビールを、里夏はチューハイを頼んでいて、飲みながら食べ続けた。
しばらくは互いに口を開かない。
食事を取ってしまってから、ゆっくりと話をするつもりでいたからだ。
俺は分厚い肉をナイフで切って、フォークで差し、口へと運ぶ。
里夏もフォークにパスタをクルクルッと巻いて、食べている。
やがて食事が終わり、俺が店員にデザートのケーキを二人分頼んで、コーヒーも付けてもらってから、
「秘書課はどうだい?皆で楽しくやってる?」
と訊いてみた。
「ええ、大方大丈夫よ。……企画部は?」
「まあ、俺と高村と礒野は真面目にやってるけど、部長の辛島と副部長の石川が悪くてね」