死霊むせび泣く声
第12章
12
翌朝、俺はベッドから起き出し、食パンにバターとジャムを塗って、トーストにした。
パンが焼ける合間にアイスコーヒーを淹れ、朝食を食べ終わってから、洗面所へと向かう。
蛇口を捻ると、普通の無色透明の水が出てくる。
俺は安心して、冷たい水を出しっぱなしにしたまま、メンズの洗顔フォームのチューブを捻り、顔に塗った。
洗顔して、歯磨きまで済ませる。
歯磨き粉のミントの残り香が、辺りにそこはかとなく漂う。
俺は洗面し終わると、リビングへ入っていき、充電式の電動ヒゲソリ機で綺麗に髭を剃り落とした。
いつも電動式のものを使っていて、今のものは五年前に電気店で買ったものだ。
俺自身、モノを大切にする方なので、しっかりと使って元を取っていた。
もう一度キッチンへと入っていき、冷蔵庫を覗き込んで、いったん煮沸(しゃふつ)した水を入れたペットボトルを取り出す。
翌朝、俺はベッドから起き出し、食パンにバターとジャムを塗って、トーストにした。
パンが焼ける合間にアイスコーヒーを淹れ、朝食を食べ終わってから、洗面所へと向かう。
蛇口を捻ると、普通の無色透明の水が出てくる。
俺は安心して、冷たい水を出しっぱなしにしたまま、メンズの洗顔フォームのチューブを捻り、顔に塗った。
洗顔して、歯磨きまで済ませる。
歯磨き粉のミントの残り香が、辺りにそこはかとなく漂う。
俺は洗面し終わると、リビングへ入っていき、充電式の電動ヒゲソリ機で綺麗に髭を剃り落とした。
いつも電動式のものを使っていて、今のものは五年前に電気店で買ったものだ。
俺自身、モノを大切にする方なので、しっかりと使って元を取っていた。
もう一度キッチンへと入っていき、冷蔵庫を覗き込んで、いったん煮沸(しゃふつ)した水を入れたペットボトルを取り出す。