怖い話【短編集】
「お嬢ちゃんたち。赤と青。どっちがいい?」

突然変な男の人が話しかけてきた。


「赤!!」


ゆうは乱暴に言葉を返した。

「わかっよ…じゃあね」

意味が分からなかった。

変なおじさん。


と思っていた。

そしたらいきなり…


グサッ一一一



背中に衝撃が走った。


ナイフが…背中に……。

振り返っても誰もいない………。
ゆう……助けて一一

隣を見たらゆうは
私と同じく背中をさされており、すぐ近くにあった池に落ちそうになっていた。



ポチャ一一一一


さっきの人だ……赤がいいっていったから……



私も意識をなくした。
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