悪魔に恋した私。
「ヤダーっ!!拭いて!!」
「!!!!」
後ろから腕を回して抱き着き
「ひゃぁあ!!冷たい!!!」
濡れた髪を首筋に押し付けてきた
「奈々佳ちゃんが拭いてくれないのが悪いんだよ、」
「わかったわよ!
拭けばいいんでしょ!?」
クルッとポチの方を向いて乱暴に髪を拭いていると
「へへっ」
って頬を赤らめて…いや、赤いのはお風呂に入った後だからかもしれないけど…
嬉しそうに微笑むポチを見ると
また胸が“きゅん”とした。