悪魔に恋した私。



「イヤッ!

イヤァァァァアアア!!

ポチっ!!

ポチーーーっ!!!」




声が出る限り叫んだ。





「な、奈々佳!?」




先生が慌てて私の口を押さえようとするけど顔を左右に振って







「ポチーーーーっ!!!」





更に叫んだ。






「止めろって!!」





─バシッ






「……痛っ」





頬に広がる鋭い痛み




私を打ったの?






「大人しくしてろ」




って手で口を押さえられた






その時






─バンッ!ドンッ!!






すごい音がして教室のドアが外れた。





そしてそこには…





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