悪魔に恋した私。



「怖かったね?」



って髪を撫でて優しく抱き締めてくれたポチの腕の中はとっても温かくて





「…っ…うん……グスッ……」




涙がポロポロと零れ落ちた。








私たちが抱き合っている横では





「誤解だっ!

俺が藤井に襲われてたんだ!!」




先生がまだ暴れている。





「往生際が悪いぞ!!

来いっ!!!」





ゴリが先生を立たせて教室の外へと引っ張っる。





「あっ!

お前たち今日は帰っていいぞ。

西島は藤井を送ってやれよ?」





そう言うとゴリはスゴい力で先生を引っ張って行ってしまった。





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