悪魔に恋した私。



……キ…ス…?



ゆっくりと目を瞑った。




すると唇じゃなくてオデコに柔らかい物が触れる感覚が……





「えっ?……ひゃ」




今度は右目、その次は左目




唇はどんどん下がって来て鼻に触れた。





唇には触れず左の頬に“ちゅっ”と音を立ててキスをして





「…んっ……痛っ」





首筋にキツく吸い付くようなキスをした。






そして耳元で




「ごめんね、またキスマーク増やしちゃった」




って低い声で甘く囁くから





「……もっと」





って思わず言ってしまった。





先生に触られるのは吐き気がする程気持ち悪かった。




だけどポチに触れられるのは嫌じゃない。





むしろ…触ってほしい。






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