悪魔に恋した私。
朝ご飯はコンビニでサラダを買って
学校で食べようかな
なんて考えながら
長い髪にヘアアイロンをかけていたら
─ピンポーン
部屋のチャイムが鳴った。
こんな早い時間に誰?
不審に思いながらも相手を確認しないで
「はーい?」
─ガチャ
ドアノブに手を掛けて開けてしまった。
その瞬間
一気にドアを引っ張られ、私は勢いよく玄関の外へ飛び出した。
そして目の前にいた何者かの胸に飛び込んでしまった。