悪魔に恋した私。



「そうだよ。奈々佳が俺のこと知ってるだなんて感激だなー♪」


って満面の笑みを浮かべているけど



「……日本中のみんな知ってますよ、

超人気俳優じゃないですか!!」




「え?マジで?俺って人気なの?」




「はい、人気ですよ?」



って言うと




「ふーん?」



いきなり顔を近付けて来た



「なっなんですか?」



後退りすると佐久間太一は私の後ろにある壁に右手を付けて


更に顔を近付けて来た



「あの!」「陽!お前の彼女可愛いな!貰ってもいい?」



佐久間太一はドアの陰に隠れていた誰かに話し掛けた。


< 222 / 351 >

この作品をシェア

pagetop