悪魔に恋した私。
見たことない男の子が立っていた
「あれ誰?」
「サッカー部のキャプテンの麻生だよ」
麻生?麻生って誰?
「麻生?何年?」
「3年の麻生拓海。ほら手招きして呼んでる」
「何なのよぉ」
眠いのに歩かせんなよ!!
イライラしながら麻生に近付いた。
「藤井…さん?だよね?」
ニヤニヤしながら話し掛けてきた麻生の態度に更に不愉快になった
「そうだけど?なに?」
「ちょっと来て」
初対面にも関わらず馴れ馴れしく私の手を握り教室から連れ出した