悪魔に恋した私。



男は私の上から退くと



「シャワー浴びてくるわ!!」



慌ててバスルームへと入って行った



私はベッドから起き上がりワイシャツのボタンを閉めてブレザーを羽織り





─シャーッ




男がシャワーを浴びていることを確認して






走って部屋を出た




猛ダッシュでラブホから飛び出ると




「奈々佳ー!無事!?」




笑顔を浮かべた麻生が近付いてきた





「テメェ!ふざけんなよ!!!」




体当たりして麻生の胸ぐらを掴んだ
< 308 / 351 >

この作品をシェア

pagetop