悪魔に恋した私。



何か文句あるの?


って言ってやりたいけど今は頭がクラクラしてそれどころじゃない



ヤバい…死ぬ……苦しい…、



立っていられなくなり床に座り込んだ



「陽君のドラマ絶対見ます!」


「藤井奈々佳と付き合ってても西島君への気持ちは変わりません!」



私なんてお構い無しにポチに詰め寄る女の子達…



お願いだからどっか行ってよ、



「あのさ?藤井奈々佳が彼女だと何か問題があるわけ?」






「…え?」


「いや……別に………、」


「……問題はないけど…」




ポチの質問に女の子達は黙り込んだ



「悪いけど退いてくんない」



そういうと床にしゃがみ込んでいる私を抱きかかえた



「あ、ちょっと」



「奈々佳ちゃんは黙ってて」




「あの、サイン…」



ファンだと言っている女の子が紙とペンを渡そうとすると



「今それどころじゃねぇってわかんねぇの!?」





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