悪魔に恋した私。
ポチの部屋は私の部屋以上に何にもない
リビングにはテレビだけしかないし
キッチンには食器も置いてない
生活感が全くない
ここで暮らしてなかったの??
「どこ~?」
リビングから寝室のドアを開けると
ベッドの上にうつ伏せになって寝ていた
「ポチくーん?ハルくーん??」
私もベッドに寝転がってポチに顔を近付けた
目を瞑っているポチのほっぺたを引っ張ると
「痛ーい!」
パチッと目を開けた
「寝てたの?」
「うん…奈々佳ちゃんの夢見てた」