悪魔に恋した私。

｢…ん〜…………えっと……｣




ポチはフォローの言葉を探して目を泳がせている




｢慰めてほしいなんて思ってないから

何も言わなくていいよ、｣





あんな男に騙されてた私がバカだっただけだし。





制服を整えてベッドから降りてドアに向かう




｢どこ行くの？｣




｢マンションに帰るの。

保健の先生には早退したって言っておいて、｣




─ガラガラッ




ドアを開けると




｢待って！俺も行く！！｣




ってベッドから飛び降りた。




｢お願いだから放っておいて！！

１人になりたいの……｣




ポチとの間に壁を引くように




─バンッ




ドアを閉めた