恋愛:時間 (短)
「じゃあ、私はクラス戻るね!」


「うん!毎日ありがとね」


そう言ってつばさは自分のクラスへと帰って言った。





授業が始まる。



もちろん私は上の空。


コンビニのかっこいい人が気になって仕方がない。



「……か……実華!!」


「……へっ?」


「当てられてるよ!!」


隣の席の石川優が教えてくれていた。


「何、ボーっとしてんの!」


「ごめん、ありがと」


この子とは小学校からの友達。

凄く仲良し。



なんとか当てられた問題を答え、その場を乗り切った。

< 2 / 65 >

この作品をシェア

pagetop