恋愛:時間 (短)

「ありがとうございました」



はぁ…

今日も楽しい恋の時間は終わり。


でもまたおつり貰う時手触れちゃた♪

キューン!!



「実華、好きだね~」

少しバカにしたように優が言った。


「もう大好きだよ!」




「でも彼女いるよね、あの顔じゃ…」



「そんな事言わないでよ~」


以前、つばさも同じ事を言ってた。



“絶対彼女いる!”


前聞いた時はそうでもなかったけど…

今はかなりのダメージ…



って!
そんな暗い事考えてちゃ本当にこの先暗くなっちゃう!!


前向き、前向き!



「ん~!甘酸っぱい!」


毎回コンビニの外で食べる木いちご味のアイス。


まさに恋の味!!



「実華さぁ、お小遣いのほとんどコンビニにつぎ込んでるでしょ?」


「…うん♪」


「もったいない…」


「いいの!!」


ここに来るようになってから私のお小遣いはほぼコンビニの買い物に使ってる。


でもでも!


かんださんがレジしてくれるなら、私はお小遣い全部なくなったって、かんださんを選ぶよ!!


それくらい、


大好き。


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