この青空を君へ。
夜、公園、ギターの彼。
梅雨も終わり、本格的な夏の訪れを感じたある金曜日の夜・・・私は不思議な男の子に出会いました。
現実感が伴わないまま部屋に戻って、何気なく見た携帯のディスプレイにはミサトからの着信の山。
ため息をついて携帯の電源を切り、ベッドにダイブした。
携帯の電源を切るように、私の思考回路も切れればいいのに。
今日は何も考えたくない。
明日考えよう。
ピンポーン
玄関のチャイムの音。
私、いつの間にか寝てたんだ・・・なんて呑気なことを考えてると2回目のチャイムが鳴った。
ピンポーン
「千春?いないの~?」
ミサトの声だ。
(心配して来てくれたんだ・・・)
「開けるよ?」
ミサトには合鍵を渡していたから、私が考えをまとめる時間もなく彼女が部屋に入ってきた。
「ちょっと千春?!大丈夫?」
ミサトに言われて自分自身の格好を見たら、昨日のまんまの服、化粧を落としていない上にアイメイクは涙で流れちゃってるし・・・ひどい顔だ。
とりあえず顔を洗いなさいとの彼女の指示に素直に従い、顔洗って服を着替えた。
ミサトに冷たいお茶のペットボトルを渡されて、少し口をつけたところでやっとミサトの顔を見ることができて、でもどんな顔をしたらいいかわからなくてすぐに目をそらしてしまった。
「何があったのか話してくれる?」
私は静かに頷いた。
現実感が伴わないまま部屋に戻って、何気なく見た携帯のディスプレイにはミサトからの着信の山。
ため息をついて携帯の電源を切り、ベッドにダイブした。
携帯の電源を切るように、私の思考回路も切れればいいのに。
今日は何も考えたくない。
明日考えよう。
ピンポーン
玄関のチャイムの音。
私、いつの間にか寝てたんだ・・・なんて呑気なことを考えてると2回目のチャイムが鳴った。
ピンポーン
「千春?いないの~?」
ミサトの声だ。
(心配して来てくれたんだ・・・)
「開けるよ?」
ミサトには合鍵を渡していたから、私が考えをまとめる時間もなく彼女が部屋に入ってきた。
「ちょっと千春?!大丈夫?」
ミサトに言われて自分自身の格好を見たら、昨日のまんまの服、化粧を落としていない上にアイメイクは涙で流れちゃってるし・・・ひどい顔だ。
とりあえず顔を洗いなさいとの彼女の指示に素直に従い、顔洗って服を着替えた。
ミサトに冷たいお茶のペットボトルを渡されて、少し口をつけたところでやっとミサトの顔を見ることができて、でもどんな顔をしたらいいかわからなくてすぐに目をそらしてしまった。
「何があったのか話してくれる?」
私は静かに頷いた。