この青空を君へ。
欲しかった色のチューブを持ちながら、買い物に気持ちを集中できないままでいた。
(どうしてあの二人が・・・ミサト何も言ってなかったけど・・・)
そう思ってから、ぶんぶんと頭を左右に振った。
私だってミサトに金曜日の公園の話してないんだった。
どうしてだろ?少しずつ私とミサトはすれ違いはじめてしまった。
必要なものを確認し、レジへと向かう。
店を出ても、季節外れな暑さはまったく落ち着かず、クーラーで冷えた体からもすぐに汗がにじんでくる。
気分転換に少し遠回りして帰ることにした私は、無意識にいつもの公園の方に向かっていた。
なんだかここへ来ることが当たり前になっている。
今日は彼は来ないけど。
それでも私の日常の一部になっているこの公園。
街より少しだけ涼しい噴水の周りのベンチに座って、私はぼんやりと暮れていく空の色を眺めていた。
「千春・・・」
突然声をかけられて慌てて声がした方を見ると、そこに立っていたのは亮君だった。
(どうしてあの二人が・・・ミサト何も言ってなかったけど・・・)
そう思ってから、ぶんぶんと頭を左右に振った。
私だってミサトに金曜日の公園の話してないんだった。
どうしてだろ?少しずつ私とミサトはすれ違いはじめてしまった。
必要なものを確認し、レジへと向かう。
店を出ても、季節外れな暑さはまったく落ち着かず、クーラーで冷えた体からもすぐに汗がにじんでくる。
気分転換に少し遠回りして帰ることにした私は、無意識にいつもの公園の方に向かっていた。
なんだかここへ来ることが当たり前になっている。
今日は彼は来ないけど。
それでも私の日常の一部になっているこの公園。
街より少しだけ涼しい噴水の周りのベンチに座って、私はぼんやりと暮れていく空の色を眺めていた。
「千春・・・」
突然声をかけられて慌てて声がした方を見ると、そこに立っていたのは亮君だった。