この青空を君へ。
「ミサト・・・・ミサトこそなぜここにいるの?」
久しくまともに話していなかったし、亮くんとのやりとりを見てしまった後だったからよそよそしい態度で話しかけてしまった。
「私は・・人と待ち合わせしてるからよ」
昔のように笑って答えてはくれない。目線を横にずらしたままのミサトをまっすぐ見つめた。公園の夜の空気が重い。元樹と居たときよりもずっと暗くてずっと寒く感じた。
「待ち合わせ・・・?」
「うん、元彼とね。20時に待ち合わせるはずだったんだけど、もうとっくに過ぎてるわね。あいつ呼び出しといてすっぽかしたのかしら・・・」
20時に、元彼と待ち合わせ。
こういうとき、女の勘ってすごくよくあたる。それが嫌な事実であればあるほど。
(もしかして、元樹と待ち合わせているの・・?ミサトと元樹は知り合いだった?
いや、でもそうだとしても、なぜ私の手紙にミサトと待ち合わせていることを書くの・・)
ついさっきまでは、元樹のことをいつまでも待てる気がしていたのに、
もう今の私はこの場所から離れたくて仕方が無かった。
「そうなんだ。。私は特に用事もなくてぼおっとしていただけだから・・・帰るね。」
そう言って立ち上がろうとしたとき、ミサトは鋭い目つきで私をにらみつけこういった。
久しくまともに話していなかったし、亮くんとのやりとりを見てしまった後だったからよそよそしい態度で話しかけてしまった。
「私は・・人と待ち合わせしてるからよ」
昔のように笑って答えてはくれない。目線を横にずらしたままのミサトをまっすぐ見つめた。公園の夜の空気が重い。元樹と居たときよりもずっと暗くてずっと寒く感じた。
「待ち合わせ・・・?」
「うん、元彼とね。20時に待ち合わせるはずだったんだけど、もうとっくに過ぎてるわね。あいつ呼び出しといてすっぽかしたのかしら・・・」
20時に、元彼と待ち合わせ。
こういうとき、女の勘ってすごくよくあたる。それが嫌な事実であればあるほど。
(もしかして、元樹と待ち合わせているの・・?ミサトと元樹は知り合いだった?
いや、でもそうだとしても、なぜ私の手紙にミサトと待ち合わせていることを書くの・・)
ついさっきまでは、元樹のことをいつまでも待てる気がしていたのに、
もう今の私はこの場所から離れたくて仕方が無かった。
「そうなんだ。。私は特に用事もなくてぼおっとしていただけだから・・・帰るね。」
そう言って立ち上がろうとしたとき、ミサトは鋭い目つきで私をにらみつけこういった。