この青空を君へ。
二人重ねていく時間が 


迷子になっていた僕に


出口を教えてくれたから


絡みつく夜の闇も


二人なら星空に見えた




そよ風のように笑う


その頬に触れたくなる


臆病な僕はその手を止めて


その想いを言葉に隠す



君の心をあの空のように


やわらかな光で包みこめたなら


どんな強い雨も必ず止むから


もう一度歩きだそう 僕と手を繋いで
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