days.

日常

文化祭以来、麻美は学校にきていない。さらに見てもいない。
文化祭の日から、警察が捜査をしている。しかしいまだになにも証拠や手がかりが見つからず、事件は迷宮入りしているようだ。オレが通報するのが当然の話かもしれない。だけど…やはりまだ信じたくない気持ちがあるのか、やはり幼なじみである麻美を通報できずにいた。

すると、ケータイのバイブが鳴った。

「もしもし」

「もしもし…あたし…麻美。今からあいたい。公園にきて。」
それだけ言うと麻美は、オレに何も言う時間さえ与えずに切ってしまった。
まだ恐怖や憎しみ、そして…説明しきれない感情が錯綜しているが。行くしかないだろう。
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