あなたが愛しくて...



胸がいっぱいで...



無性に泣きたくなった。



無邪気に笑う裕也の顔が



自分以外に微笑む裕也が



苦しかった、













家に帰ると、リビングの
机の上には、大金が無造作におかれていた。




また・・・虚しくなる。




そして気づかされる、



私は...寂しい子なのだと



かばんを大金が置かれた机の上に投げ置き、



ソファーに寝転ぶ。



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