水音
†小さな鼓動†
また何もかも元通りになると思っていた。

だけど、一度バラバラになったピースは完璧には戻らなかった。

快は夜に出かけることが減った。

だけど、一度持った不信感は拭えない。

あたしは携帯を内緒でチェックするようになった。

たまに怪しいものはあったが特に追及しなかった。

あたし自身、快に依存してしまっていたから…。

やっぱり追及するのは恐かった。








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