宝石~あなたに恋して~

私の目の前には

先輩の真っ赤な血。




そして、わたしの手には

先輩の血で赤くなった

目玉が二つ。




『一つは返してあげる…』




一つだけ目玉を先輩に渡した。





だが、先輩は

もう動かなくなっていた。





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