甘い甘い恋
瑠衣の気持ち
瑠衣Side
僕はムカついていた。
雷哉は美嘉さんと楽しそうに笑っている。
僕が美嘉さんにしゃべっても美嘉さんは敬語で接する。
僕は雷哉みたいに美嘉さんと友達同士、みたいな感じで話したい。
でも美嘉さんはきっと雷哉みたいな男性が良いんだ。
僕には雷哉みたいな元気は全くない。
僕は雷哉みたいに…
「瑠衣♪」
僕は遥に話かけられた。
「遥…僕はきっと美嘉さんが好きなんです。」
僕は頬を赤らめた。
「んー美嘉ちゃんねぇ…雷哉と仲いい…「それ以上言わないで下さい。」
僕は遥の口を指で塞いだ。