甘い甘い恋
〜瑠衣Side〜
「瑠衣大丈夫なのかよ?」
「何がですか?」
雷哉が聞いている事はホントはわかる。
「ヴァンパイアと人間の恋は…「わかってます。」
やっぱりそうだった。
ヴァンパイアと人間は恋してはいけない。
人間との恋は御法度なんだ…。
「…僕は何に変えても美嘉さんだけは譲れない。それが雷哉でもです。」
僕は雷哉を見る。
雷哉は顔を赤くしていた。
「…つか、瑠衣は美嘉追いかけなくていいのかよ。」
「…今行ってもきっと怖がられます。」
そうだよ…
僕はもう美嘉さんに怖がられます。
美嘉さんのまた無邪気な笑顔が見れない…
美嘉さんと抱き合ったりキスも出来ない…
僕はただ…
真実を教えても美嘉さんなら普通に接してくれると思ったのに…
♪〜♪〜♪
そう思っていたら僕の携帯がなった。