甘い甘い恋

あたしは帰る支度をして教室を出た。

教室を出ると窓から夕日がこぼれだす。

とても綺麗に白、黄、橙にグラデーションされている。

まるで空のキャンパスに描かれている壮大な絵を見た様だった。

「みーかちゃん♪」

後ろから声をかけられる。

ビックリして振り向くと見慣れた人がいた。

「伊吹先輩!?」

そこにはこの高校に入学してから良くしてもらってる伊吹先輩がいた。
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