甘い甘い恋

「ば…ばか言うなっ!俺は瑠衣の女何て興味ねぇっ!」

雷哉は怒って自分の部屋に行ってしまった。

「…あれはどうみても美嘉ちゃんのこと好きだよなぁ〜全くお子様何だからなぁ雷哉わ♪」

遥が僕の耳元で囁く。

「…ですよね…」

僕は肘をつき考えた。

美嘉さんは雷哉と同じクラス。

授業中美嘉さんと話せる雷哉にいつ取られるかわからない。

僕は放課しか美嘉さんに会えない。

授業中に雷哉といつも話していたら

いつ雷哉が好きになったと言われるかわからない。

………考えつくことが自分で最低だと思った。

全て美嘉さんを信じていないことになる。

美嘉さんを信じていればきっと大丈夫。

僕は自分に言い聞かせた。

雷哉には負けたくない。

そう思った。

僕は遥の隣に座り女の子が喜ぶことを聞いた。
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