甘い甘い恋
彰に教室に送ってもらいあたしの席に着いた。
隣では雷哉が寝ていた。
かわいい顔…
何も不安とか悩みがなさそうな顔だった。
「雷哉…」
あたしは雷哉の名前を呼び頭を撫でた。
フワフワする雷哉の茶色をした髪。
あたしはずっと撫でていたかった。
「…美…嘉…??」
「雷哉!?」
あたしがずっと髪を撫でていたから雷哉が起きてしまった。
「…美嘉は俺の髪が好きなんだ〜♪」
雷哉はそう言うと不適な笑みを浮かべた。
「…ただちょっと気持ちかっただけ!!」
あたしはそれだけ言いスクバから用意をだし机の中に入れた。
雷哉はあたしの隣であたしを見ながらずっと笑ってた。
あたしは雷哉を睨んだりしたけど
結局雷哉の笑顔につられあたしの頬が緩み笑った。
この時間だけ嫌なことが忘れられた。