甘い甘い恋




家に着きあたしはスクバに付いてるキーチェンを見た。

“可愛いキーチェンを見つけました。あげます”

そういいニコリと笑っていた瑠衣を思い出す。

キーチェンは可愛い小鳥だった。

その小鳥は四つ葉のクローバーをくわえていた。

とても可愛らしいキーチェンだった。

貰ったその日嬉しすぎて握り締めながら寝たっけ?

なくならないように握り締めながら寝た事を思い出した。

次の日からはスクバに付けていつでも持ち歩いた。

あたしの宝物だった。

でもいなくなった今、あたしはキーチェンを絶対なくしたくないから…


引き出しにしまおうか悩んだ。
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