甘い甘い恋
“雷哉へ
改まって手紙を書く…って変ですね(笑)
雷哉なら必ずこの日記を見つけてこのページを見てくれるって信じてましたよ。
僕は少し雷哉に対して意地悪でしたよね(笑)
楽しかった日々を思い出します。
どうせもう僕はこの世から去っているでしょうね。
たくさん喧嘩しましたよね?
朝のご飯の時最後の卵焼きを食べた時の雷哉の怒った表情、
今も忘れられませんよ。
ずっと永遠に宝物です。
今まで楽しかった日々をありがとう。
大好きですよ。雷哉。
では、本題に移りましょうか。
雷哉がお分かりの通り美嘉のことです。
きっと僕が死んでしまったら美嘉は泣きます。
美嘉だけは大事にしたかった。
でも最後変な別れ方で僕がこの世から去ってしまいました。
美嘉はきっと自分を攻めます。
自分が僕の前に現れたから…って。