Promise at Christmas
着いたのは小さな公園。
駐車場に車を停め、軽い足取りで広場に出る。
広場の中心には綺麗にライトアップされたクリスマスツリー。
人が多く集まるイルミネーションスポットとは程遠いけど、俺と未来にとってこの場所は幼い頃からの思い出が詰まった場所。
「1年ぶりだね」
着くなりキラキラと目を輝かせながら未来が言った。
当時、俺が17歳で未来が11歳。
母親に叱られ、目に涙を溜めながら智帆に会いに家まで来た未来。
智帆が出かけていないのを知ると、更に涙を溢れさせた。
どうにも困った俺は考えた末、自転車の後ろに未来を乗せてこの公園までやってきた。
ふと足を止め、見上げた先には幻想的なクリスマスツリー。
気付けば未来はいつのまにかにこやかな笑顔を見せていた。
懐かしき思い出。
どちらが言い出した訳でもないが、ツリーが飾られる時期になればこうして2人で訪れている。
駐車場に車を停め、軽い足取りで広場に出る。
広場の中心には綺麗にライトアップされたクリスマスツリー。
人が多く集まるイルミネーションスポットとは程遠いけど、俺と未来にとってこの場所は幼い頃からの思い出が詰まった場所。
「1年ぶりだね」
着くなりキラキラと目を輝かせながら未来が言った。
当時、俺が17歳で未来が11歳。
母親に叱られ、目に涙を溜めながら智帆に会いに家まで来た未来。
智帆が出かけていないのを知ると、更に涙を溢れさせた。
どうにも困った俺は考えた末、自転車の後ろに未来を乗せてこの公園までやってきた。
ふと足を止め、見上げた先には幻想的なクリスマスツリー。
気付けば未来はいつのまにかにこやかな笑顔を見せていた。
懐かしき思い出。
どちらが言い出した訳でもないが、ツリーが飾られる時期になればこうして2人で訪れている。