Promise at Christmas
季節は12月。
窓から見える街並みは、すっかりクリスマス仕様。
そして、ちょっぴり人肌恋しくなるこの季節。
壁に掛かった時計の針は午後6時の少し前を指している。
会社の定時は5時なのだが、暗黙の了解で皆6時までは仕事をするようになっていた。
俺はパソコンの電源を落としながらデスクの上を片付け始めた。
脇に置いてある携帯電話を手に取ると受信メールを確認する。
直後にディスプレイの時計表示が6時に切り替わったのを見て、鞄を手に取り椅子から立ち上がった。
俺の名前は、一条 遥葵
(イチジョウ ハルキ)
IT系コンサルティング会社に勤める23歳。
窓から見える街並みは、すっかりクリスマス仕様。
そして、ちょっぴり人肌恋しくなるこの季節。
壁に掛かった時計の針は午後6時の少し前を指している。
会社の定時は5時なのだが、暗黙の了解で皆6時までは仕事をするようになっていた。
俺はパソコンの電源を落としながらデスクの上を片付け始めた。
脇に置いてある携帯電話を手に取ると受信メールを確認する。
直後にディスプレイの時計表示が6時に切り替わったのを見て、鞄を手に取り椅子から立ち上がった。
俺の名前は、一条 遥葵
(イチジョウ ハルキ)
IT系コンサルティング会社に勤める23歳。