夜空に恋するわたしたち ~素直になれたら~
―~♪#~―




――!



急にカバンの中の携帯が鳴った。



ウトウトしてたから ちょっとびっくりしたよι




この 音楽はたしかアキナからの着信音。



早く出なきゃと思い カバンの中をゴソゴソと 携帯を探す。



あ、あった



―ピッ―




「もしもーし、 なしたぁ?」





「あっ、響華ぁ? 今 どこ? 学校サボってさぁ、カラオケ行こうよっ♪」




電話ごしで聞こえる アキナの声はとても明るかった。




酒でも呑んでのかな?



まぁ、やることもないし、別にいっか。




「うん いいよ。」



「やったぁ~♪ じゃぁ いつもンとこね☆」



「うん あとでね」
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